― 今年度学員会会長の選任について ー

支部長 斉藤 芳司

去る5月18日、中央大学駿河台記念館において学員会協議員会が開催されました。議長菅原進氏、副議長新井清壽氏、出席協議員380名、委任状出席者が407名と報告されました。

 久野氏が仮議長の時、「中央大学学員会の健全化を実現する会」が前記と別の議長・副礒議長を提案しましたが、発言の機会を与えられませんでした。抗議は無視され、さらに健全化を実現する会の委任状の有効性を認めさせようとしましたが、一切答えませんでした。

会長選任については、会長選考委員会の線選考結果として久野修慈氏(昭33・体育会推薦)を選任したいと述べられましたが、修正動議として続訓弘氏(昭28・元国務大臣・元副知事)を候補者とするように健全化委員会は求めました。その動議は認めず挙手による採決となりました。その結果、賛成147名、委任状で本議案に賛成する者308名、従って久野氏が会長に選任されたと宣言したのです。反対の挙手をとることもなく、健全化委員会が提出した委任状の数も数えられることがありませんでした。

 これに対して健全化委員会は5月28日久野氏を始めとする副会長を含めて、業務執行の停止を求める「仮処分申請申立」を東京地裁に提出しました。なお本訴も辞せずとしています。

 5月16日、理工学部教授会は、学員会への便宜の供与を停止すること(卒業予定者からの学員会会費徴収の停止、学員会に出向している職員の引き上げ等)を決議しましたが、これは他の学部にも波及すると考えられます。

 中大横浜山手中の不正入試問題有力新聞に報道されたのが平成24年9月26日。この時点で、久野氏が会長を引退していれば、このような混乱は避けられたのではないでしょうか。

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